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ローン・クレジット公開日: 2026/06/09

クレジットカードの再発行方法と古いカードの安全な捨て方・ハサミの入れ方

この記事の執筆・監修

クレジットカードは、破損や磁気不良、ICチップの読み取り不可、紛失・盗難など、さまざまな理由で再発行が必要になります。あわせて、有効期限切れや再発行で不要になった古いカードは、不正利用を防ぐために安全に処分する必要があります。この記事では、再発行が必要になるケースと手続き・日数・手数料、古いカードの安全な捨て方とハサミの入れ方までを解説します。


クレジットカードの再発行が必要になる主なケース

再発行が必要になる場面は、大きく次のように分けられます。原因によって手続きや、新しいカードの番号が変わるかどうかが異なります。

ケース

カード番号

主な手続き先

破損(折れた・割れた)

据え置きが一般的

アプリ・Web会員・電話

磁気不良(読み取り不可)

据え置きが一般的

アプリ・Web会員・電話

ICチップの不具合

据え置きが一般的

アプリ・Web会員・電話

暗証番号のロック

据え置きが一般的

カード会社へ電話

カード番号の流出・不正利用

新しい番号に変更

カード会社へ電話・アプリ

紛失・盗難

新しい番号に変更

すぐ停止+再発行(電話)

表の通り、破損・磁気不良・ICチップ不具合など物理的な原因では番号が据え置かれるケースが多く、紛失や番号流出などセキュリティに関わる原因では新しい番号に変わるのが一般的です。番号が変わると、サブスクや公共料金などに登録した支払い情報の更新が必要になるため、原因を把握したうえで手続きに進みます。

磁気不良の場合、ICチップが使える状態なら、ICチップ対応の端末では引き続き決済できることがあります。すぐに再発行が間に合わない場面では、応急的にICチップでの決済を試すと、当面の支払いを乗り切れる場合があります。


再発行の手続き方法(チャネル別)

再発行の手続きは、カード会社のアプリ・Web会員ページ・電話のいずれかで進めます。多くのカードで、これら3つから手続きできます。

アプリ・Web会員ページ:会員向けの専用アプリやWebサイトにログインし、「カードの再発行」や「カード再発行手続き」などのメニューから申し込みます。24時間いつでも手続きでき、手数料が無料になりやすいのが利点です。本人確認は会員IDとパスワードで完結します。

電話:カード会社のサポート窓口に電話し、口頭で手続きします。電話での再発行は、Web申込より手数料が高めに設定されていることがあります。一方で、紛失・盗難で「まずカードを止めたい」場合は、即時にカードの利用を停止できる電話が確実です。

紛失・盗難で再発行する場合は、まず利用を停止することが先決です。停止が遅れると、不正利用された分の補償が受けられないことがあります。気づいた時点ですぐカード会社の紛失・盗難窓口(24時間受付の専用番号があるカードが多い)に連絡し、利用停止を依頼してから再発行に進みます。海外で紛失した場合は、現地から国際電話で連絡できる窓口の番号を、出発前に控えておくと安心です。


再発行にかかる日数と手数料の目安

再発行されたカードが手元に届くまでの日数は、カード会社により異なります。一般的には申込から1〜2週間程度で登録住所に発送されますが、カードによっては2〜3週間、または3〜4週間かかる場合もあります。急ぎの場合は、申込時に発送の目安を確認しておくと安心です。

手数料もカード会社によって異なります。インターネット(アプリ・Web会員)からの再発行申込は手数料無料のことが多く、電話での申込は1枚あたり1,100円程度の手数料がかかるカードもあります。同じカード会社でも、申込チャネルによって手数料が変わるため、無料で済ませたい場合はアプリ・Webから手続きします。

なお、磁気不良やICチップ不具合など、明らかにカード側の不具合が原因の場合は、手数料が無料になるカード会社もあります。手数料の有無は、申込前にカード会社のサイトで確認してください。


再発行でカード番号は変わる?登録情報の更新は必要?

前述のとおり、破損・磁気不良・ICチップ不具合などが原因の再発行では、カード番号や有効期限がそのまま据え置かれるのが一般的です。この場合、サブスクや公共料金など登録済みの支払い情報はそのまま使い続けられます。

一方、紛失・盗難・番号流出による再発行では、新しいカード番号・有効期限・セキュリティコードが発行されます。古い番号は使えなくなるため、その番号で登録していたサービスの支払い情報をすべて新しい番号に更新する必要があります。更新を忘れると、自動引き落としが止まり、サービスの停止や延滞につながることがあります。

具体的には、動画・音楽配信、携帯料金、電気・ガス、ネットショップ、年会費・会費支払いなど、定期的にそのカードで引き落とされているものをリストアップし、それぞれのサービスの会員ページから支払い情報を新しいカードに切り替えます。引き落としの仕組みや確認方法は、クレジットカードの締め日・引き落とし日の解説もご参考ください。


古いクレジットカードの安全な捨て方

有効期限切れや再発行で不要になった古いカードを、そのままゴミに出すのは危険です。カード番号やICチップ・磁気ストライプの情報が残った状態だと、悪用される恐れがあります。古いカードは、必ず細かく裁断してから処分します。

基本的な手順は、ハサミでカード全体を細かく切ることです。縦・横・斜めの3方向から切り込みを入れ、つなぎ合わせて復元できないサイズの小片にします。とくに次の2つの部分は、入念に裁断します。

ICチップ:カード表面にある1cm四方ほどの金色または銀色のチップです。ICチップの中にカード情報が記録されているため、チップ自体に複数回ハサミを入れて、機能を破壊します。ICチップを残したまま捨てると、情報を読み取られるリスクがあります。

磁気ストライプ:カード裏面にある黒い帯の部分です。ここにもカード情報が記録されているため、細かく切断します。

裁断後の処分にも工夫が必要です。切ったカードの破片を1つの袋にまとめて捨てると、復元される恐れがあるため、複数のゴミ袋に分けるか、数回のゴミ収集日に分けて捨てると安全性が高まります。プラスチック対応のシュレッダーを持っていれば、シュレッダーでの細断も有効です。

なお、券面にカード番号が印字されていないナンバーレスカードでも、裁断は必要です。番号が見えなくても、ICチップにはカード情報が記録されているため、そのままでは情報を読み取られる可能性があります。ナンバーレスでも、ICチップを重点的に裁断するのは同じです。

有効期限切れで更新カードを受け取った後の旧カードも、同じ手順で処分します。更新の流れや旧カードの扱いについては、クレジットカードの有効期限・更新の解説で詳しく扱っています。


ハサミの入れ方の具体的な手順

初めて自分でカードを処分する場合に迷わないよう、ハサミの入れ方を順を追って整理します。

1. カード番号の部分を切る:表面または裏面に印字された16桁の番号を、数字単位で読めなくなる程度に縦に切り刻みます。
2. ICチップを切る:1cm四方のICチップに、十字または格子状に複数回ハサミを入れます。チップが小片に分かれて機能しない状態にします。
3. 磁気ストライプを切る:裏面の黒い帯部分を細かく切断します。
4. 四隅を斜めに切る:4つの角から斜めにハサミを入れ、カード全体を小さなピースに分けます。
5. さらに小さく切る:3〜5mm四方を目安に細断します。これ以上小さくならない大きさまで切り刻めば十分です。

シュレッダーを使う場合は、プラスチック・カードに対応した家庭用シュレッダーであれば、カードをそのまま投入できます。シュレッダーなら裁断にかかる時間が短く、復元もより困難になります。

裁断中にハサミの刃を傷める可能性があるため、調理用や仕事用ではなく、不要になっても問題ないハサミを使うか、専用のものを用意しておくと安心です。


自治体のゴミ分別ルールを確認する

裁断したカードのゴミの分別は、自治体によって扱いが異なります。プラスチック製のカードは、可燃ゴミとして扱う自治体もあれば、プラスチック資源として分別する自治体もあります。一律のルールはないため、住んでいる自治体のゴミ分別案内を確認してください。

ICチップは金属が含まれているため、自治体によっては不燃ゴミや金属ゴミとして分別するよう案内されている場合もあります。判断に迷う場合は、自治体のサイトや問い合わせ窓口で確認すると確実です。


よくある質問(FAQ)

Q. 磁気不良で再発行するとカード番号も変わりますか?

磁気不良など物理的な不具合による再発行では、カード番号や有効期限は据え置かれるのが一般的です。新しいカードでも同じ番号を引き続き使えるため、サブスクや公共料金の登録情報を変更する必要はありません。ただし、カード会社や状況によっては番号が変わる場合もあるため、再発行手続き時に確認すると確実です。

Q. 紛失で再発行する場合の流れはどうなりますか?

紛失・盗難に気づいたら、まずカード会社の紛失・盗難窓口へ電話してカードの利用を即時停止します。停止が遅れると、不正利用された分の補償が受けられないことがあるため、停止が最優先です。停止後はそのまま電話で再発行を依頼するのが一般的で、新しい番号のカードが1〜2週間程度で登録住所へ郵送されます。あわせて警察への遺失届・盗難届を出し、受理番号を控えておくと、補償の手続きがスムーズに進みます。

Q. ナンバーレスカードでも裁断は必要ですか?

必要です。ナンバーレスカードは券面にカード番号が印字されていませんが、ICチップにはカード情報が記録されています。そのまま捨てると、ICチップから情報を読み取られる可能性があるため、通常のカードと同様にICチップを重点的に裁断してから処分してください。


免責事項:本記事は情報の提供のみを目的としており、特定のクレジットカードやサービスの勧誘・契約の推奨を行うものではありません。掲載している日数・手数料・手続き方法等の情報は記事執筆時点の一般的な目安であり、カード会社により異なるほか、改定により変更される場合があります。お手続きは、必ず各カード会社の公式サイトにて最新情報をご確認の上、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。