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FX積立・少額FX口座12社比較|専用サービスと自動売買の違いを解説
投資・資産運用公開日: 2026/07/21※本記事はプロモーションを含みます

FX積立・少額FX口座12社比較|専用サービスと自動売買の違いを解説

この記事の執筆・監修

FX積立とは?外貨預金・通常のFX取引との違い

FX積立とは、外国為替証拠金取引(FX)の仕組みを利用して、一定金額または一定数量の外貨を定期的に購入する方法です

FX会社が提供する積立専用サービスを利用すれば、購入する通貨、金額、頻度などを設定した後、自動的に買い付けを継続できます。サービスによっては100円または1通貨単位から始められるため、まとまった資金を用意しにくい方でも取り組みやすい点が特徴です。

ただし、「FX積立」はすべてのFX会社に共通する統一的な商品名ではありません。一定金額を定期購入する専用サービスのほか、通常のFX口座で利用者自身が定期的に注文する方法や、日時指定注文を利用する方法があります。

価格の変動に応じて売買を繰り返すリピート型自動売買もありますが、定期的に外貨を買い増すFX積立とは仕組みや目的が異なります。

FX積立と外貨預金の違い

FX積立と外貨預金は、どちらも円を外貨に替えて保有する方法ですが、次のような違いがあります。

比較項目

FX積立

外貨預金

取引の仕組み

証拠金取引

預金

主なコスト

売値と買値の差であるスプレッド

銀行が定める為替手数料

金利相当の受取り

スワップポイント

外貨預金金利

レバレッジ

サービスによって利用可能

原則なし

元本保証

なし

円換算時の元本保証なし

預金保険制度

対象外

外貨預金は対象外

FX積立は、外貨預金と比べて売買時の為替コストを抑えやすい傾向があります。ただし、スプレッドや適用条件はFX会社、通貨、注文方法によって異なります。

また、保有する通貨の金利が売却する通貨の金利より高い場合は、スワップポイントを受け取れることがあります。反対に、金利差や売買方向によってはスワップポイントの支払いが発生するため、常に利益を得られるわけではありません。

FX積立と通常のFX取引の違い

個人が通常のFX取引を行う場合、最大25倍のレバレッジを利用できます。一方、積立専用サービスでは、レバレッジを1倍から3倍程度に制限しているケースがあります。

例えば、SBI FXトレードの「つみたて外貨」では、レバレッジを1倍から3倍の範囲で選択できます。中国人民元、南アフリカランド、トルコリラ、香港ドルは1倍または2倍です。

低いレバレッジを選択すれば、高いレバレッジで取引する場合と比べて為替変動による損失やロスカットのリスクを抑えやすくなります。ただし、低レバレッジでも元本が保証されるわけではありません。

FX積立のメリット

FX積立には、次のようなメリットがあります。

  • 100円または1通貨単位から始められるサービスがある
  • 毎日・毎週・毎月など、決まった頻度で自動購入できる
  • 購入時期を分散し、特定の為替レートでまとめて購入するリスクを抑えやすい
  • 条件によってスワップポイントを受け取れる
  • 一般的な外貨預金より為替コストを抑えられる場合がある
  • レバレッジを1倍に設定できるサービスがある

一定金額を定期的に購入する方法では、円高時に多く、円安時に少ない数量を購入します。平均購入価格を平準化する効果が期待できますが、損失を防止したり、利益を保証したりする仕組みではありません。

FX積立のデメリット

FX積立には、次のようなデメリットやリスクもあります。

  • 元本保証がなく、為替差損が生じる
  • スワップポイントが減少したり、支払いに転じたりする場合がある
  • スプレッドが取引コストとして発生する
  • 高金利通貨では通貨価格の下落がスワップ収入を上回る場合がある
  • レバレッジを利用すると損失も拡大する
  • 相場急変時には証拠金を上回る損失が生じる可能性がある
  • 積立専用サービスを提供するFX会社が限られている

FX会社のロスカットは、損失を限定するための仕組みです。ただし、相場が急激に変動した場合は、予定した価格で決済できず、預けた証拠金を超える損失が発生する可能性があります。

FX積立・少額FX口座12社比較

FX口座を比較する際は、次の3種類を分けて考える必要があります。

  1. 一定金額を自動購入するFX積立専用サービス
  2. 日時を指定して一定数量を注文するサービス
  3. 少額取引やリピート型自動売買に対応する通常のFX口座

リピート型自動売買は、設定した価格帯や値幅で新規注文と決済注文を繰り返す仕組みです。一定金額の外貨を毎月購入するFX積立とは異なります。

FX積立専用サービスがある会社2選

会社名

サービス名

最低購入額・取引単位

購入頻度

主な特徴

外為どっとコム

外貨積立「らくつむ」

100円または1通貨

毎日・毎週・毎月

少額購入、スワップ再投資に対応

SBI FXトレード

つみたて外貨

1通貨単位

毎日・毎週・毎月

定期購入時の買付スプレッド・取引手数料が0円

※サービス内容は2026年7月時点の公式情報をもとにしています。最新の購入日時、対象通貨、スプレッドなどは、申込み前に公式サイトで確認してください。

外為どっとコム「外貨積立・らくつむ」

外為どっとコムが提供する「らくつむ」は、「らくらくFX積立」の愛称です。外国為替証拠金取引を利用するサービスであり、外貨預金ではありません。

100円または1通貨単位から購入できるため、少額でFX積立を始めたい方に適しています。貯まったスワップポイントを自動的に振り替えて外貨購入に充てる、スワップ再投資にも対応しています。

購入頻度は毎日・毎週・毎月から選択できますが、具体的な約定時刻や購入日は変更される可能性があります。設定前に最新の取引ルールを確認しましょう。

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SBI FXトレード「つみたて外貨」

SBI FXトレードの「つみたて外貨」は、一定金額の外貨を毎日・毎週・毎月のいずれかの頻度で自動購入できるサービスです。

定期購入時はスプレッドと取引手数料が0円で、売値と買値の中心値である仲値レートで約定します。ただし、随時購入や売却を行う場合はスプレッドが発生します。

レバレッジは原則として1倍から3倍から選択可能です。初めて利用する場合は、損失の拡大を抑えるため、レバレッジ1倍から検討するとよいでしょう。

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定期注文や少額取引に対応するFX口座10選

以下のFX口座には、外為どっとコムやSBI FXトレードと同じ定額購入型の積立専用サービスは確認できません。

ただし、日時を指定する注文、1通貨・1,000通貨単位の少額取引、リピート型自動売買などに対応しているため、目的に応じて比較対象になります。

会社名・サービス

最小取引単位

分類

利用時の注意点

松井証券 MATSUI FX

1通貨

少額取引・自動売買

自動売買は価格変動に応じて売買を繰り返す仕組み

ヒロセ通商 LION FX

原則1,000通貨

日時指定注文

一定数量の注文であり、一定金額の積立ではない

GMOクリック証券 FXネオ

原則1,000通貨

少額取引

一部通貨ペアは1万通貨単位

みんなのFX

原則1,000通貨

少額取引・自動売買

「みんなのシストレ」は積立専用サービスではない

DMM FX

一部1,000通貨

少額取引

1,000通貨取引は主要4通貨ペアのミニ銘柄

LINE FX

1,000通貨

少額取引

必要証拠金は通貨ペアと為替レートで異なる

セントラル短資FX

原則1,000通貨

少額取引

手動で定期購入する場合は発注管理が必要

楽天FX

原則1,000通貨

少額取引

定額の自動積立機能ではない

外為オンライン

原則1,000通貨

自動売買

自動売買は新規注文と決済を繰り返す仕組み

GMO外貨 外貨ex

原則1,000通貨

少額取引

積立専用サービスとしては確認できない

松井証券 MATSUI FX

松井証券のMATSUI FXは、1通貨単位から通常取引と自動売買を利用できます。

ただし、自動売買は設定した値幅で新規注文と決済を繰り返し、レンジ相場の値動きから利益を狙う仕組みです。一定金額の外貨を保有し続ける積立とは異なり、相場が想定した範囲を外れると評価損や保有ポジションが増える場合があります。

少額でFXを試したい方には選択肢となりますが、FX積立の代替として利用する場合は仕組みの違いを理解しておく必要があります。

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ヒロセ通商 LION FX

LION FXには「リピート時間指定成行注文」があり、設定期間中、毎日同じ時間に一定数量の成行注文を発注できます。

毎日決まった時間に外貨を買う用途には利用できますが、一定金額ではなく一定数量を指定する場合、為替レートによって毎回の購入金額が変わります。

毎週・毎月の定額購入を自動化する積立専用サービスではない点に注意してください。

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GMOクリック証券 FXネオ

GMOクリック証券のFXネオは、原則として1,000通貨単位から取引できます。

ただし、ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は、最小1万通貨単位です。

FX積立専用サービスはありませんが、利用者自身が一定期間ごとに注文することで外貨を買い増せます。注文忘れを防ぐ自動積立機能はないため、購入日や注文数量を自分で管理しなければなりません。

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みんなのFX

みんなのFXは、原則として1,000通貨単位から通常取引を利用できます。ただし、ハンガリーフォリント/円と同LIGHTは、最小1万通貨単位です。

姉妹サービスの「みんなのシストレ」では、選択したトレーダーや自動売買プログラムの取引をもとに、システムが自動で注文を行います。リピート注文では、新規注文と決済注文を繰り返すため、複数のポジションを保有する場合があります。

一定金額の外貨を毎日・毎週・毎月購入する積立とは仕組みが異なります。FX積立の代わりに利用する場合は、選択したストラテジーの成績が将来も続くとは限らず、含み損や保有ポジションが増える可能性がある点を理解しておきましょう。

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DMM FX

DMM FXは、主要4通貨ペアに1,000通貨単位で取引できるミニ通貨ペアを提供しています。

対象は次の4通貨ペアです。

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • 英ポンド/円
  • 豪ドル/円

通常銘柄は原則1万通貨単位ですが、ミニ通貨ペアであれば通常銘柄の10分の1の数量から取引できます。ミニ通貨ペアは、通常銘柄とスプレッドやスワップポイントの条件が異なる場合があります。

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LINE FX

LINE FXは、原則として1,000通貨単位から取引できます。ただし、ハンガリーフォリント/円は最小1万通貨単位です。

ストリーミング注文、成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFD-OCO注文などに対応していますが、一定金額の外貨を定期的に自動購入する積立専用サービスは確認できません。

利用者自身が毎月など一定の間隔で注文すれば外貨を買い増せますが、購入日や注文数量は自分で管理する必要があります。一定数量を購入する場合は、為替レートによって毎回の購入金額が変わる点にも注意してください。

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セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」

セントラル短資FXのFXダイレクトプラスは、原則として1,000通貨単位から取引できます。ただし、ハンガリーフォリント/円は最小1万通貨単位です。

通常の成行注文や指値注文などには対応していますが、毎日・毎週・毎月の一定金額を自動購入する積立専用サービスは確認できません。定期的に外貨を購入したい場合は、利用者自身で注文する必要があります。

1,000通貨単位から取引できるため、少額で外貨を買い増す選択肢にはなります。ただし、自動積立ではないため、注文忘れや購入数量、購入時のスプレッドを自分で管理しなければなりません。

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楽天FX

楽天FXは、1,000通貨単位から通常のFX取引を利用できます。必要証拠金も1,000通貨あたりの金額で表示されています。

一定金額の外貨を定期的に自動購入する積立専用サービスではないため、毎月など決めた間隔で買い増す場合は、利用者自身で注文を行う必要があります。

楽天証券では株式や投資信託、NISAなども取り扱っているため、複数の金融商品を同じ証券会社で利用したい方には選択肢となります。ただし、FXの定期購入が自動化されるわけではなく、FXとNISAでは口座や税制、リスクが異なります。

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外為オンライン

外為オンラインでは、通常コースに加え、1,000通貨単位で取引できるminiコースを提供しています。すべてのコースで「iサイクル2取引」と「サイクル2取引」を利用できます。

iサイクル2取引は相場の変動に追従しながら新規注文と決済注文を繰り返し、サイクル2取引はあらかじめ設定した価格帯のなかで売買を繰り返す自動売買です。一定金額の外貨を定期的に買って保有するFX積立とは、仕組みや運用目的が異なります。

設定によってはポジション数や含み損、必要資金が増える可能性があります。また、自動売買には取引手数料が発生する場合があり、設定した対象資産が損失の上限になるわけではありません。

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GMO外貨「外貨ex」

GMO外貨の外貨exは、主要通貨を1,000通貨単位から取引できます。

米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、英ポンド、スイスフラン、カナダドルは1,000通貨単位から取引可能です。一方、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、中国人民元、香港ドルは、最小1万通貨単位です。

一定金額を毎日・毎週・毎月購入する積立専用サービスは確認できません。利用者自身が一定期間ごとに注文すれば外貨を買い増せますが、購入日や注文数量、スプレッドを自分で管理する必要があります。

また、1倍・10倍・25倍のレバレッジコースから選べますが、1倍を選択しても為替変動による元本割れの可能性はあります。

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毎月1万円を積み立てる場合の考え方

FX積立の結果は、購入する通貨、為替レート、積立期間、スワップポイント、スプレッド、レバレッジによって変わります。

例えば、毎月1万円を12か月積み立てた場合、投資元本は合計12万円です。

レバレッジ1倍で、スプレッド、スワップポイント、為替変動を考慮しなければ、12万円分の外貨を保有する計算になります。

実際には購入時の為替レートが毎月変わるため、購入できる外貨の数量も異なります。

購入時の為替状況

購入できる外貨の数量

円高

多くなる

円安

少なくなる

最終的な円換算額は、売却時の為替レートによって決まります。積立期間中にスワップポイントを受け取っていても、通貨価格が大きく下落すれば、為替差損がスワップ収入を上回る可能性があります。

米ドル/円

米ドル/円は、多くの国内FX会社で取り扱われている主要通貨ペアです。

ほかの通貨ペアと比べてスプレッドが狭く設定される傾向がありますが、日米の政策金利、物価、雇用統計、金融政策の見通しなどによって為替レートとスワップポイントが変動します。

取扱会社や情報量を重視する方が比較しやすい通貨ペアです。

豪ドル/円

豪ドル/円は、オーストラリアの政策金利や中国経済、鉄鉱石などの商品市況の影響を受けやすい通貨ペアです。

米ドル/円より高いスワップポイントが設定される場合がありますが、スワップポイントの水準は固定されていません。世界経済や資源価格の変化によって、為替レートが大きく変動することがあります。

トルコリラ/円・南アフリカランド/円など

トルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円などは、高いスワップポイントを期待して選ばれることがあります。

一方で、次のリスクに注意が必要です。

  • 高いインフレ率
  • 政策金利の急な変更
  • 政治・地政学リスク
  • 通貨価格の長期的な下落
  • 市場流動性の低下
  • スプレッドの拡大

高いスワップポイントを受け取っても、為替差損によって運用全体がマイナスになる可能性があります。受取金額だけで判断せず、長期の為替推移や最大下落幅も確認しましょう。

購入頻度は毎日・毎週・毎月のどれがいい?

FX積立では、サービスによって毎日・毎週・毎月などの購入頻度を選択できます。

購入回数を増やすほど購入時点を細かく分散できますが、毎日購入すれば必ず有利になるわけではありません。

毎日購入

毎日購入は、購入日を細かく分散できる点が特徴です。特定の日にまとめて購入する場合と比べて、短期間の急激な値動きの影響を抑えやすくなります。

一方、通常のFX口座を使って手動または日時指定で購入する場合は、注文回数が増えるほど管理が煩雑になります。注文ごとにスプレッドが発生するため、適用されるスプレッドも確認してください。

毎週購入

毎週購入は、購入時期をある程度分散しながら、設定や入金の管理負担も抑えやすい方法です。

給与の入金日や家計の管理周期にあわせて設定しやすい点が特徴です。ただし、購入する曜日によって成績が決まるわけではありません。

毎月購入

毎月購入は、月1回の入金や資金管理で続けやすい方法です。

一方、毎日・毎週購入と比べて購入回数が少ないため、購入日の為替レートが平均購入価格に与える影響は大きくなります。

どの頻度が有利になるかは将来の為替変動によって異なります。購入時期の分散だけでなく、家計への負担や設定の管理しやすさを含めて選びましょう。

FX積立を選ぶ5つのポイント

1.積立専用サービスの有無

自動的に外貨を買い続けたい場合は、一定金額の定期購入に対応する専用サービスを選びましょう。

少額取引に対応しているだけの通常FX口座では、定期的な注文を利用者自身で行う必要があります。

2.最低購入額・最小取引単位

少額で始めたい場合は、100円または1通貨単位から購入できるサービスが候補になります。

「1,000通貨から取引可能」と表示されていても、必要証拠金は為替レートやレバレッジによって異なります。数百円で取引できると一律に判断せず、公式サイトの証拠金シミュレーターで確認してください。

3.購入時と売却時のコスト

定期購入時のスプレッドが0円でも、随時購入や売却時にはスプレッドが発生する場合があります。

次の費用を確認しましょう。

  • 定期購入時のスプレッド
  • 売却時のスプレッド
  • 取引手数料
  • 入出金手数料
  • スプレッドの原則固定時間
  • 相場急変時の適用条件

4.選べるレバレッジ

長期的に外貨を積み立てる場合は、レバレッジを低く抑えることが重要です。

レバレッジが高いほど少ない証拠金で大きな数量を保有できますが、損失やロスカットのリスクも大きくなります。初めてFX積立を行う場合は、レバレッジ1倍を基準に比較するとよいでしょう。

5.スワップポイントだけで選ばない

スワップポイントは日々変動し、将来の受取額は保証されません。

高いスワップポイントが付与されている通貨ほど、通貨価格の下落、インフレ、政策変更などのリスクが高い場合があります。

現在のスワップポイントだけでなく、次の項目も確認してください。

  • 過去の為替レート
  • スワップポイントの変動
  • スプレッド
  • 通貨の流動性
  • 政策金利
  • 経済・政治情勢

FX積立の始め方

Step1.FX会社を選ぶ

積立専用サービスの有無、最低購入額、購入頻度、スプレッド、対象通貨、レバレッジなどを比較します。

自動積立を希望する場合は、少額取引に対応しているだけでなく、定額の定期購入機能があるか確認してください。

Step2.口座開設を申し込む

FX口座の開設には、一般的に次の書類が必要です。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証などの本人確認書類
  • マイナンバー確認書類

申込み後は、FX会社による審査が行われます。申込者の状況によっては口座を開設できない場合があります。

Step3.取引口座へ入金する

口座開設後、購入資金を入金します。

レバレッジ取引では最低限必要な証拠金だけを入金すると、わずかな値動きでロスカットに近づく可能性があります。為替変動に備え、余裕をもった資金管理が必要です。

Step4.通貨・金額・頻度を設定する

積立専用サービスでは、購入する通貨、金額、頻度、レバレッジなどを設定します。

通常のFX口座を利用する場合は、注文日や購入数量を自分で管理します。日時指定注文を利用する場合も、一定金額ではなく一定数量の注文になっていないか確認しましょう。

Step5.運用状況を定期的に確認する

自動積立を設定した後も、完全に放置するのは避けましょう。

定期的に次の項目を確認してください。

  • 為替レート
  • 評価損益
  • 証拠金維持率
  • スワップポイント
  • レバレッジ
  • 積立金額
  • 家計への負担

相場環境や収入状況が変わった場合は、購入額の減額や一時停止も検討しましょう。

FX積立に関するよくある質問

Q.FX積立は元本保証されますか?

FX積立に元本保証はありません。購入した外貨の価格が円に対して下落すると、円換算した資産額が投資元本を下回る可能性があります。

レバレッジを利用した場合、相場急変時には預けた証拠金を上回る損失が生じることもあります。

Q.FX積立で得た利益に税金はかかりますか?

国内の登録業者を通じたFX取引による所得は、原則として「先物取引に係る雑所得等」に分類され、申告分離課税の対象です。

税率は所得税15%、地方税5%で、別途、所得税額に対して復興特別所得税がかかります。

1か所から給与を受け取り年末調整を受けている給与所得者は、給与所得・退職所得以外の所得が年間20万円を超える場合、原則として所得税の確定申告が必要です。

ただし、給与収入が2,000万円を超える場合や、2か所以上から給与を受け取っている場合などは判定が異なります。所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になることがあります。

FXで損失が発生した場合、ほかの「先物取引に係る雑所得等」と損益通算できます。一定の要件を満たして確定申告をすれば、控除しきれない損失を翌年以後3年間繰り越せます。

Q.積立専用サービスがない会社でもFX積立はできますか?

通常のFX注文を利用し、自分で毎月または毎週買い付けることは可能です。

ただし、自動購入ではないため、注文忘れや購入数量、スプレッドなどを自分で管理する必要があります。

リピート型自動売買は価格変動に応じて新規注文と決済を繰り返す仕組みであり、定額のFX積立とは異なります。

Q.自動売買とFX積立は同じですか?

同じではありません。

FX積立は、一定金額または一定数量の外貨を定期的に購入して保有する方法です。

一方、一般的なリピート型自動売買は、設定した値幅で新規注文と決済注文を繰り返し、相場の上下動から売買益を狙います。複数のポジションを同時に保有し、含み損が増える場合もあるため、仕組みを理解してから利用しましょう。

Q.毎日・毎週・毎月のうち、どの頻度がおすすめですか?

すべての人に最適な購入頻度はありません。

毎日購入は購入時期を細かく分散できますが、毎月購入は設定や資金管理を簡単にしやすい点が特徴です。将来の為替変動によって結果は異なるため、購入頻度だけで利益が決まるわけではありません。

生活費に影響しない金額を設定し、無理なく継続できる頻度を選びましょう。

まとめ

FX積立を自動化したい場合は、一定金額を毎日・毎週・毎月購入できる外為どっとコムの「らくつむ」や、SBI FXトレードの「つみたて外貨」が主な比較対象です。

一方、1通貨・1,000通貨単位から取引できるFX口座やリピート型自動売買は、FX積立専用サービスとは仕組みが異なります。少額取引ができるという理由だけで積立向けと判断せず、定額購入への対応、購入頻度、スプレッド、レバレッジを確認しましょう。

FX積立には元本割れやロスカット、スワップポイントの減少、証拠金を超える損失などのリスクがあります。余裕資金の範囲で低いレバレッジから始め、運用状況を定期的に見直すことが大切です。


免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品やFX会社の利用、通貨の売買を推奨するものではありません。

FXは元本および利益が保証された商品ではありません。為替レート、スワップポイント、金利、スプレッドなどの変動によって損失が発生する可能性があります。

相場が急激に変動した場合は、ロスカットが予定した価格で成立せず、預けた証拠金を上回る損失が生じる可能性もあります。スプレッドは相場状況や市場の流動性によって拡大することがあります。

サービス内容、取引単位、購入頻度、スプレッド、スワップポイント、対象通貨などは変更される場合があります。口座開設や取引を行う際は、各社の公式サイト、契約締結前交付書面、取引説明書で最新情報を確認してください。

投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。