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【独自調査】投資が怖い?549人が答える資産形成の悩み・不安の実態
投資・資産運用公開日: 2026/07/06

【独自調査】投資が怖い?549人が答える資産形成の悩み・不安の実態

この記事の執筆・監修

「資産形成は始めた方がいい」と分かっていても、投資に対する漠然とした怖さや、今のやり方でいいのか分からない不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

ITトレンドMoney編集部は、549人を対象に「資産形成」に関する独自アンケート調査を実施しました。見えてきたのは、資産形成をすでに行っている481人の悩みTOP1が「これで問題ないのか不安」(45.7%)である一方、始めていない69人の理由TOP1は「元本割れが怖い」(49.3%)だという実態です。

本記事では549人の調査データをもとに、資産形成の悩みTOP5、始めていない人の理由、そして解消のためのヒントまでを可視化していきます。

この記事でわかる4つの発見

  • 資産形成の実施率は87.6%と高いが、悩みを抱える人が7割超
  • 実施者の悩み1位は「これで問題ないか不安」45.7%で判断への迷い
  • 実施者の悩み2位は「元本割れが怖い」30.1%でリスクへの不安
  • 未実施者の壁は「元本割れ怖い」49.3% / 「何から始めれば」37.7%

資産形成の悩みランキング|549人が抱える不安TOP5

結論からお伝えすると、資産形成を実施している481人の間で最も多かった悩みは「現在の資産形成で問題ないのか不安」(45.7%)でした。特定のリスクや知識の話ではなく、「判断への確信のなさ」が最大の悩みとして浮かび上がっています。

順位

悩み

回答率

1位

現在の資産形成で問題ないのか不安

45.7%

2位

元本割れが怖い・リスクが不安

30.1%

3位

特になし

28.9%

4位

すぐに結果が出ない

15.6%

5位

知識がない・勉強が苦手

15.2%

資産形成の悩みTOP5(1位「これで問題ないか不安」45.7%)

「特になし」(28.9%)を除くと、実に7割以上(71.1%)が何らかの悩みを抱えていることになります。実施している人であっても、資産形成に対する自信を持てている方は少数派である実態が読み取れます。

1位「これで問題ないのか不安」45.7%が示すもの|判断基準の欠如

結論から言うと、悩みTOP1「これで問題ないのか不安」(45.7%)は、「正解の分からなさ」への戸惑いを象徴しています。

「合っているか分からない」不安の背景

資産形成には「これが正解」という一つの答えは存在しません。年齢・収入・支出・家族構成・将来設計・リスク許容度によって、最適解は人それぞれ異なります。この「唯一解のなさ」が、実施している人にとっても不安の源泉となる傾向があります。

周囲の話や書籍・SNSで見聞きする情報は多いものの、自分のケースに当てはめて判断できる基準を持てていないことが、この45.7%の背景にあると考えられます。

不安を軽減する3つの視点

「これで問題ないか不安」を軽減するには、次のような視点が有効といえるでしょう。

  • ゴール逆算:「何歳までにいくら」という目標から必要利回りを計算する
  • ベンチマーク比較:年代・年収・保有資産の近い層の平均値と比べる
  • 年1回の見直し:ライフイベントに合わせてポートフォリオを調整する

一方で、こうした判断を自分ひとりで行うことに限界を感じる場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)などの専門家に相談する選択肢もあります。

2位「元本割れが怖い」30.1%|リスクとの向き合い方

結論からお伝えすると、悩み2位「元本割れが怖い・リスクが不安」(30.1%)は、実施している人でも約3人に1人が抱える不安です。行動経済学が指摘するように、人は同額の利益より損失を約2倍強く感じるとされています。

「損失回避」の心理は自然だが、対処法もある

元本割れへの恐怖は自然な感情ですが、次のような対処法で心理的負担を減らせる可能性があります。

  • 時間分散:ドルコスト平均法など、購入時期を分ける手法でタイミングリスクを減らす
  • 資産分散:株式・債券・現金を組み合わせて、単一資産の下落リスクを緩和する
  • ルール化:「-30%まで下落したら見直す」等、事前ルールで感情判断を防ぐ

ただし、リスクを完全になくすことはできません。「取れるリスクの範囲」を自分で把握しておくことが、安心して続けるためには重要です。

「知識がない・勉強が苦手」15.2%の壁|学び方の選択

結論から言うと、5位「知識がない・勉強が苦手」(15.2%)は、資産形成における「情報過多と時間不足」の課題を示しています。

本・動画・専門家、学び方の選択肢

資産形成の学び方には複数の選択肢があります。

  • 書籍:体系的に学べるが時間がかかる
  • YouTube・SNS:気軽だが情報の質にばらつき
  • 証券会社のセミナー:無料だが自社商品への誘導傾向
  • FP・IFAへの相談:個別最適だが有料の場合も

「勉強が苦手」と感じる方は、「ほったらかし投資」といったシンプルな手法を採用することで、日々の学習負担を減らしつつ長期運用を続ける選択肢もあります。少額の積立NISAをインデックスファンドで組むだけであれば、必要な知識は限定的です。

始めていない69人の悩み|「元本割れ怖い」49.3%が最大の壁

結論からお伝えすると、資産形成を始めていない69人の理由TOP1は「元本割れが怖い」(49.3%)で、約半数が損失への恐怖から一歩を踏み出せていない実態が明らかになりました。

順位

始めていない理由

未実施群での割合

1位

元本割れが怖い・リスクが不安

49.3%

2位

何から始めればいいかわからない

37.7%

3位

知識がない・勉強が苦手

29.0%

4位

すぐに結果が出ない

11.6%

資産形成を始めていない理由TOP4(1位「元本割れ怖い」49.3%)

始める条件TOP|「少額から着実に増える実感」43.5%

一方で「どのような条件が整えば始めたいか」という設問では、「少額(月1〜3万円)からでも着実に増える実感が持てる」(43.5%)が最多となりました。

順位

始める条件

回答率

1位

少額(月1〜3万円程度)からでも着実に増える実感が持てる

43.5%

2位

ほったらかしでも手間がかからない運用手法を知る

24.6%

3位

専門家に、自分専用のプランを中立的な立場で作成してもらえる

15.9%

4位

信頼できるデータや、他人の成功・失敗事例を詳しく見る

11.6%

「少額」「ほったらかし」「専門家プラン」がキーワードとして浮かび上がります。特に「少額×着実」と「ほったらかし」を合わせると68.1%になり、多くの未着手層が「手間なく安心して少しずつ増やしたい」と考えている実態が読み取れます。

資産形成をこれから始める方の具体的な始め方について詳しくは、20代の貯金平均と中央値は?「貯金ゼロ」3割の現実と資産形成の始め方をご覧ください。

編集部の読み解き|悩みを解消する3つの視点

結論から言うと、549人のデータから見えたのは「判断基準」「リスク管理」「学習の負担軽減」の3方向のアプローチです。

視点1|「合ってるか不安」には基準づくりで対応

悩みTOP1「これで問題ないか不安」45.7%は、判断の物差しを持てば軽減できる可能性があります。ゴール(何歳までにいくら)から逆算した必要利回り、年代別の平均資産形成割合など、比較できる基準を持つことが自信につながります。

基準づくりを自分でやるのが難しい場合は、FPやIFAに一度シミュレーションを依頼するのも一手です。

視点2|「元本割れ怖い」には分散とルール化で対応

悩み2位・未着手理由1位の「元本割れ怖い」は、心理面のケアとテクニカルな対処の両方が必要です。時間分散(積立)・資産分散(複数商品)・事前ルール化(下落時の対応)の3つを組み合わせることで、感情に振り回されない仕組みを作れます。

視点3|「知識がない」にはシンプルな運用で対応

「知識がない・勉強が苦手」15.2%と、始める条件2位「ほったらかし」24.6%は、シンプルな仕組みを選ぶことで両立できます。新NISAのつみたて投資枠で全世界株式インデックスファンドを月1万円から積み立てるだけであれば、日々の相場観察や個別銘柄選定は不要です。

初心者向けの具体的な投資方法とリアルな投資額について詳しくは、20代から始める投資完全ガイド!初心者におすすめの方法とリアルな投資事情をご覧ください。

資産形成に「これが正解」はありませんが、悩みの中身を分解すれば、対処の方向性は見えてきます。本記事の549人のデータが、自分の悩みを言語化するきっかけになれば幸いです。

調査概要

項目

内容

調査主体

ITトレンドMoney編集部

調査対象

全国の20〜80代の個人

有効回答数

549名(実施481名 / 未実施69名)

調査方法

Webアンケート

設問構成

世代/保有金融資産/年収/資産形成の実施状況/実施内容/悩み/始めていない理由/始める条件

免責事項:本記事は客観的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や証券会社への投資勧誘を目的としたものではありません。掲載している手数料・サービス内容等の情報は記事執筆時点のものであり、各社の改定により変更される場合があります。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。投資に関する最終的な判断は、必ず各証券会社の公式サイトや目論見書等をご確認の上、お客様ご自身の責任において行っていただくようお願いいたします。