みんなのマネースコア
クレジットカード・デビットカード・キャッシュカードの違いをわかりやすく解説
ローン・クレジット公開日: 2026/06/04

クレジットカード・デビットカード・キャッシュカードの違いをわかりやすく解説

この記事の執筆・監修

「クレジットカードとデビットカードってどう違うの?」「キャッシュカードで買い物できるの?」という疑問は、カードを初めて使う方から意外とよく聞かれます。名前が似ているため混同しやすいですが、支払いのタイミング・審査の有無・使える場所がそれぞれ大きく異なります。この記事で一気に整理します。


4種類のカードを一覧比較表で先出し

クレジット・デビット・キャッシュカードの違い

まず4種類の違いを比較表でまとめます。

項目

クレジットカード

デビットカード

キャッシュカード(単体)

プリペイドカード

支払い方法

後払い(翌月以降)

即時払い(口座から即引落)

ATM操作のみ(買い物不可)

事前チャージ型

引落タイミング

締め日後(1〜2か月後)

利用直後

ATM操作時

チャージ時

審査

あり(18歳以上が基本)

基本なし

銀行口座開設のみ

基本なし

使える場所

クレジット加盟店・ネット

デビット対応加盟店・ネット

ATMのみ

対応加盟店・ネット

ポイント還元

あり(0.5〜数%)

あり(カードによる)

なし

なし〜あり

分割払い

可能

不可(一括即時払いのみ)

不可

不可

申込年齢

原則18歳以上(高校生不可)

満15歳以上(中学生除く)〜16歳以上(銀行により異なる)

0歳〜(銀行口座開設と同時)

制限なし〜15歳以上

決定的な違いは「いつお金が引き落とされるか」です。クレジットカードは後払い、デビットカードは即時払い、キャッシュカード単体は買い物に使えません。


クレジットカードとは

クレジットカードは、カード会社が一時的に立て替え払いをする「後払い」の決済手段です。毎月の締め日に利用額がまとめられ、翌月以降に指定口座から引き落とされます。

主な特徴は次の通りです。

審査が必要:申込時にカード会社が収入・信用情報等を審査します。一般的に18歳以上(高校生除く)が条件です。

ポイント還元がある:利用額に応じてポイントが付与されます。還元率は0.5〜1.0%が一般的で、特定の店舗では2〜7%以上になるカードもあります。

分割払い・リボ払いが使える:高額商品を分割で購入できます。ただし手数料(金利)が発生するため、管理が必要です。

付帯保険・特典がある:海外旅行傷害保険・ショッピング保険・空港ラウンジ利用等の特典が付帯するカードがあります。

後払いのため「今月使いすぎても来月まで口座残高に影響しない」という側面があります。一方で使いすぎに気づきにくいという点は注意が必要です。


デビットカードとは

デビットカードは、カードで決済した金額がその場で銀行口座から引き落とされる「即時払い」の決済手段です。口座残高を超える支払いはできないため、クレジットカードのような「使いすぎ」が起きません。

審査が基本的に不要:銀行口座を持っていれば発行できます。収入証明も不要で、満15歳(中学生除く)以上から作れる銀行が多くあります(三菱UFJ銀行・ソニー銀行等は15歳〜、楽天銀行は16歳〜。未成年は親権者の同意が必要な場合あり)。

決済のブランドはVisa・JCB・Mastercard等:デビットカードでも国際ブランドが付いているため、クレジット加盟店と同じ場所で使えます。ネット通販でも利用可能です。

ポイント還元があるカードも増加:楽天銀行デビットカードや住信SBIネット銀行のデビットカード等は利用額に応じてポイントが付与されます。ただしクレジットカードより還元率は低いケースが多いです。

キャッシュカード一体型デビットカードとは

多くの銀行では「キャッシュカードとデビットカードが一枚に統合されたカード」を発行しています。ATMで現金を引き出す機能と、店舗・ネットで支払う機能の両方が1枚に入っています。みずほマイレージクラブカードや楽天銀行カードはこの形式に当たります。

「キャッシュカードしか持っていないのに店でカード払いできた」という場合は、このキャッシュカード一体型デビットカードを持っていることが多いです。

項目

クレジットカード

デビットカード

支払いタイミング

後払い(翌月以降)

即時払い

使いすぎリスク

あり(残高超えも使える)

低い(口座残高内のみ)

審査

あり

基本なし

ポイント還元

高め(0.5〜数%)

低め〜同程度

分割払い

可能

不可

付帯保険

充実しているカードあり

限定的


キャッシュカードとは

キャッシュカードは、銀行のATMで現金の出し入れをするための専用カードです。単体では店舗での買い物やネット決済には使えません。

銀行口座を開設すると発行されるのが基本で、審査は口座開設審査のみです。0歳からでも開設できる口座もあります。

キャッシュカードで「買い物できる」場合は、前述のとおりデビットカード機能が一体化されているためです。カード自体に「Visa」「Mastercard」「JCB」等の国際ブランドロゴが印字されている場合はデビットカード機能があります。ロゴがない場合はATM専用のキャッシュカードです。


プリペイドカード(チャージ式)とは

プリペイドカードは、事前に金額をチャージ(入金)してから使う前払い型の決済手段です。チャージした残高内でのみ使えるため、使いすぎる心配がありません。

Suica・PASMO等の交通系ICカードや、Visaプリペイド・Mastercardプリペイドとして国際ブランド付きのものもあります。国際ブランド付きプリペイドはネット通販でも使えます。

審査不要・年齢制限なし(または緩め)のものが多く、クレジットカードを持てない方や子どものお小遣い管理にも活用されています。ただしポイント還元はないか、あっても少額のものがほとんどです。


どれを選ぶか?使い分けのポイント

4種類を使い分けるポイントは「支払いタイミングの好み」と「使う目的」で整理できます。

こんな方に

おすすめ

理由

ポイントを貯めたい・付帯保険が欲しい

クレジットカード

還元率が高く付帯特典も充実。後払いの管理ができる方向け

使いすぎを防ぎたい・即時払いにしたい

デビットカード

口座残高内のみで使えるため支出がリアルタイムで分かる

審査なしでネット通販・買い物に使いたい

デビットカード・プリペイドカード

審査不要で即日使える。未成年にも対応

子どものお小遣い管理・金額を決めて渡したい

プリペイドカード

チャージ金額内のみで使えるため管理しやすい

ATMでの現金引き出しのみ

キャッシュカード(単体)

口座開設と同時に発行。ATM専用で買い物には使えない

多くの方にとって最初に作るカードとしては、審査が通ればクレジットカードがポイント還元・付帯保険・利便性の面で優れています。18歳未満・審査に不安がある・使いすぎを防ぎたいという場合はデビットカードが現実的な選択肢です。


まとめ

3種類の違いを一言でまとめると、クレジットカードは「後払い」・デビットカードは「即時払い」・キャッシュカード単体は「ATM専用(買い物不可)」です。プリペイドカードは「事前チャージ型」が加わります。

自分の支出管理スタイルや年齢・審査状況によって最適なカードは異なります。クレジットカードの詳細な比較・選び方についてはクレジットカード比較ページもご参考ください。


免責事項:本記事は情報の提供のみを目的としており、特定のクレジットカードの勧誘や契約の推奨を行うものではありません。掲載しているポイント還元率・年会費・特典等の情報は記事執筆時点のものであり、カード会社の改定により変更される場合があります。審査の可否はカード会社の裁量により決定されるため、本記事の内容が審査通過を保証するものではありません。ご契約・お申し込みは、必ず各カード会社の公式サイトにて最新情報をご確認の上、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。