みんなのマネースコア
プライオリティ・パス付きクレジットカードおすすめ比較!年会費・回数・同伴者で選ぶ
ローン・クレジット公開日: 2026/06/12

プライオリティ・パス付きクレジットカードおすすめ比較!年会費・回数・同伴者で選ぶ

この記事の執筆・監修

※本記事はPRを含みます。

世界1,700か所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス(Priority Pass)」は、海外旅行や出張が多い方にとって魅力的なサービスです。通常は年会費469米ドル(プレステージ会員)かかりますが、特定のクレジットカードに付帯させれば無料で利用できます。一方で2024〜2025年にかけて各カードでの改悪が相次いでおり、選び方が以前より難しくなっています。この記事では、年会費・利用回数・同伴者条件・改悪状況を整理し、目的別のおすすめカードを比較します。

※掲載の年会費・利用回数・特典内容は記事執筆時点の情報です。改定により変動するため、申し込み前に必ず各カードの公式情報で最新の条件をご確認ください。


編集部の結論:年10回以上は「セゾンPB Amex」・同伴者ありは「Amexプラチナ」

結論から言うと、プライオリティ・パス付帯カードは「年に何回ラウンジを使うか」と「同伴者の有無」でほぼ答えが決まります。2024〜2025年に各社で改悪が相次いだ今、編集部の見解として次の3枚から選ぶのが失敗しない選択です。

こんな人に

編集部の選択

理由

年10回以上ラウンジを使う

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

2024〜2025年の改悪局面でも条件据え置き。年会費33,000円でプレステージ無制限

同伴者と一緒に使いたい

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

同伴者1名分も無料で利用できる現実的にほぼ唯一の選択肢

年に数回・年会費を抑えたい

楽天プレミアムカード

年会費11,000円で年5回まで無料。回数を割り切れば十分

以下では、プライオリティ・パスの会員ランク、選び方の4軸、主要10カードの比較表、最新の改悪状況、利用時の注意点まで詳しく解説します。


プライオリティ・パスとは

プライオリティ・パス(Priority Pass)は、世界148か国以上・1,700以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。航空会社・搭乗クラスを問わず、対象ラウンジで軽食・ドリンク・Wi-Fi・シャワーなどを使えるため、長距離移動や乗り継ぎ待ちを快適に過ごせます。

会員ランクは3段階に分かれており、それぞれ年会費と利用条件が異なります。

会員ランク

年会費(公式)

主な内容

スタンダード

99米ドル

ラウンジ利用ごとに35米ドル課金

スタンダード・プラス

329米ドル

年10回まで無料、以降35米ドル

プレステージ

469米ドル

ラウンジ利用回数無制限・無料

クレジットカード付帯で発行されるのは多くが上位の「プレステージ」会員ですが、近年は「スタンダード」やプレステージでも回数制限つきといった改悪が相次いでいます。カードを選ぶときは、付帯される会員ランクと回数条件をあわせて確認することが重要です。


プライオリティ・パス付きカードの選び方

プライオリティ・パス付きカードの選び方の4軸
プライオリティ・パス付きカードは、年会費・利用回数・同伴者条件・会員ランクをあわせて比較すると選びやすくなります。

プライオリティ・パス付帯のカードを選ぶときに見るべきポイントは、次の4つです。

選び方の軸

見るポイント

年会費

1〜16万円超まで幅広い。利用回数で年会費を回収できるか

利用回数の制限

無制限/年10回/年6回/年5回など、カードで条件が異なる

同伴者・家族利用

同伴者が無料か、別途課金が必要か

付帯される会員ランク

プレステージ/スタンダードの違い

たとえばラウンジを年10回以上使うなら回数無制限のカードが向いていますし、年数回なら回数制限付き+低年会費のカードでも十分です。同伴者も使う想定なら、同伴者の扱いが最大のチェックポイントになります。


プライオリティ・パス付きカード比較一覧

主要なプライオリティ・パス付帯カードを、年会費・回数・同伴者の条件で一覧にしました。

カード名

年会費(税込)

PPのランク・回数

同伴者

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

33,000円(初年度無料)

プレステージ・無制限

有料

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

165,000円

プレステージ・無制限

同伴者1名無料

JCBプラチナ
公式サイトはこちら

27,500円

プレステージ・無制限

有料

ダイナースクラブカード
公式サイトはこちら

24,200円

プレステージ相当・年10回まで無料

有料

エポスプラチナカード

30,000円(年100万円利用で20,000円)

プレステージ・無制限

有料

UCプラチナカード

16,500円

プレステージ・年6回まで無料

有料

TRUST CLUB プラチナマスターカード

3,300円

スタンダード(ラウンジは都度有料)

有料

アメックス・ゴールド・プリファード・カード

有料

プレステージ・年2回まで無料

有料

楽天プレミアムカード
公式サイトはこちら

11,000円

プレステージ・年5回まで無料

有料

apollostation THE PLATINUM セゾン・アメックス

22,000円

プレステージ・年5回まで無料

有料

無制限利用ができるカードは年会費が高め、回数制限付きでも年会費を抑えたいなら楽天プレミアム・UCプラチナが候補になります。「同伴者を無料で連れて行きたい」という条件を満たすのは、現状アメックスのプラチナ・カードがほぼ唯一の選択肢です。


回数無制限で選ぶ:海外出張・旅行が多い方向け

年に10回以上ラウンジを使う見込みがあるなら、回数無制限のカードが向いています。年会費は高めですが、ラウンジ1回あたりのコストが下がります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、年会費33,000円(初年度無料)で、プレステージ会員のプライオリティ・パスが無制限で付帯します。2024〜2025年の改悪局面でも、回数や付帯条件がそのまま維持されている点が大きな特徴です。ビジネス向けの名称ですが、個人事業主・フリーランスも申し込めるため、海外渡航が多い自営業の方の選択肢になります。

JCBプラチナ:年会費27,500円でプレステージ無制限

JCBプラチナは、年会費27,500円でプライオリティ・パスのプレステージ会員が無制限で付帯するカードです。コンシェルジュサービスや国内外の旅行保険も手厚く、年会費に対する特典のバランスが取れています。JCBブランドのため海外加盟店の数は限定的ですが、ラウンジ利用が主目的なら大きな問題にはなりません。

JCBプラチナの詳細解説はこちら

公式サイトはこちら

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメックスのプラチナ・カードは年会費が165,000円と高額ですが、本会員・同伴者1名分のプライオリティ・パスが無制限で付帯します。「同伴者と一緒にラウンジを使いたい」という条件を満たす数少ない選択肢で、コンシェルジュサービスやホテル・レストランの優待も充実しています。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの詳細解説はこちら

公式サイトはこちら


年会費を抑えて選ぶ:年に数回利用する方向け

ラウンジ利用が年数回で十分なら、回数制限付きでも年会費の低いカードが現実的です。「年会費 ÷ 利用回数」で1回あたりのコストを試算すると、自分に合うかが判断できます。

楽天プレミアムカード:年会費11,000円・年5回まで無料

楽天プレミアムカードは、2025年1月の改定で海外ラウンジの利用が年5回までに制限されました。年会費11,000円でプレステージ会員が付帯し、年5回までは追加料金なしでラウンジを使えます。年に数回の海外旅行で、最低限のラウンジ利用ができれば十分という方の候補です。楽天市場の還元率アップなど、楽天経済圏のメリットを得たい方にも向いています。

楽天プレミアムカードの詳細解説はこちら

公式サイトはこちら

UCプラチナカード:年会費16,500円・年6回まで無料

UCプラチナカードは年会費16,500円と、プラチナの中では低めの水準で、年6回までプライオリティ・パスを無料利用できます。回数制限はあるものの、プラチナ特典としてはコストパフォーマンスが高い1枚です。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメックス・ゴールド・プリファードは、プライオリティ・パス(プレステージ)が年2回まで無料で付帯します。回数は少ないものの、ステータスや旅行保険、レストラン優待など総合的な付帯特典が手厚いカードです。「ラウンジは年数回でいい、その他の特典もまとめて欲しい」という方に向いています。

アメックス・ゴールド・プリファード・カードの詳細解説はこちら

公式サイトはこちら


同伴者・家族と一緒に使いたい方向け

プライオリティ・パスは原則、会員本人だけが無料で利用できます。同伴者は1名あたり35米ドル前後の追加料金が発生するのが基本です。これを無料で利用できる希少なカードが、前述のアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードです。本会員・同伴者1名が無制限で無料利用でき、家族や同行者と一緒にラウンジを使いたい場合は最有力候補になります。

家族カード会員にも別途プライオリティ・パスを発行できるカードもあります。家族カードの仕組みや対象条件については、家族カードの解説とクレジットカードはカップルで共有できるかの解説もご参考ください。


2024〜2025年の改悪状況の整理

近年、プライオリティ・パス全体および各カードでの改悪が相次いでいます。カード選びの前に、現状を押さえておきます。

日本国内空港のレストラン・リフレッシュ施設:日本国内にある空港レストランやリフレッシュ施設での利用は、出発3時間以内の搭乗券を持っている人だけに制限されています。「出張前にとりあえずレストランに寄る」といった使い方はできなくなっています。

楽天プレミアムカード:2025年1月以降、海外ラウンジの利用が年間5回までに制限されました。それ以前の「無制限」運用は終了しています。

セゾンゴールド・アメックス:プライオリティ・パスの付帯ランクが「プレステージ」から「スタンダード」へと改悪され、ラウンジ利用は別途課金が必要になりました。

apollostation THE PLATINUM セゾン・アメックス:プライオリティ・パスの利用回数が年5回に制限されました。

一方、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスやJCBプラチナのように、改悪なしで運用されているカードもあります。乗り換えを検討するなら、これらの改悪状況をふまえて選ぶことが大切です。


プライオリティ・パスを使うときの注意点

カードを選んだ後、実際にラウンジを使う際の注意点もあります。

申し込み・カード受け取り後の発行手続きが必要:プライオリティ・パスは、クレジットカードを発行してもらった後、別途専用カードの発行手続きが必要なケースがほとんどです。郵送で2〜3週間かかることもあるため、渡航直前に申し込んでも間に合わない場合があります。

ラウンジ滞在時間に制限がある:多くのラウンジで滞在時間が2〜3時間に制限されています。長時間の乗り継ぎで使うときは事前に確認してください。

同伴者料金は決済時にカード請求される:本会員以外の利用は、カードの利用明細に追加課金として反映されます。複数人で使う前提なら、料金体系を理解した上で利用します。

関連解説もあわせて参考に:海外利用全般の選び方は、海外で使いやすいクレジットカードの解説もあわせてご覧ください。


よくある質問(FAQ)

Q. プライオリティ・パスは何回くらい使えば年会費の元が取れますか?

プレステージ会員のラウンジ1回利用は、非会員価格で約35米ドル(約5,000円)です。たとえば年会費27,500円のJCBプラチナなら、年5〜6回の利用で元が取れる計算になります。海外旅行・出張の頻度を踏まえ、自分の利用回数で逆算するのが現実的です。

Q. 同伴者を無料で連れて行けるカードはどれですか?

同伴者1名を無料で連れて行けるのは、現状アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードが代表的な選択肢です。他社のカードは、同伴者1名あたり35米ドル前後が別途請求されるのが一般的です。

Q. なぜ最近プライオリティ・パスの改悪が増えているのですか?

世界的な空港ラウンジの混雑、利用者数の急増、運営コストの上昇などが背景にあるとされています。とくに日本国内の空港レストラン特典は、利用者の増加によって運営側が制限を設ける流れになっています。今後も各カードで条件変更の可能性があるため、選ぶときは最新情報を確認してください。

免責事項:本記事は情報の提供のみを目的としており、特定のクレジットカードの勧誘や契約の推奨を行うものではありません。掲載している年会費・利用回数・特典内容等は記事執筆時点のものであり、カード会社・プライオリティ・パスの改定により変更される場合があります。プライオリティ・パスの利用条件・対象施設は予告なく変更されることがあります。お申し込み・ご利用は、必ず各カード会社およびプライオリティ・パスの公式情報をご確認の上、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。